6月13、20、27日、7月4、11日、百年講堂にて医療系統合教育科目「インフォームド・コンセント」を実施しました。
今年度はZoom配信を使用したHybrid講義となり、インフォームド・コンセントをめぐる、患者側、医療者側の視点や法的側面に関する講義、学部学科の枠を超えたグループによる討論やロールプレイが行われました。
また、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症診療におけるインフォームド・コンセントについての講義も行われました。
<担当教員>
築山 能大(歯学研究院・教授)
岡崎 研太郎(医学研究院・助教)
寳田 貫(歯学研究院・講師)
島添 隆雄(薬学研究院・准教授)
丸山 マサ美(医学研究院保健学部門ー看護・講師)
井手口 忠光(医学研究院保健学部門ー医用放射線科学領域・准教授)
<履修学生>
医学部医学科 47名
医学部保健学科看護学専攻 15名
医学部保健学科放射線技術科学専攻 25名
歯学部歯学科 39名
薬学部臨床薬学科 31名
薬学府創薬科学科 9名
(合計 166名)
<講義内容>
-1日目- 百年講堂
・何故インフォームド・コンセントか?
・デモンストレーションムービー視聴「禁煙外来」
・グループディスカッション・発表
・2日目と4日目のロールプレイの説明、シナリオの確認
-2日目- 百年講堂
・講義「薬剤師の立場からのインフォームド・コンセントの重要性」
・講義「診療放射線技師の立場からのインフォームド・コンセントの重要性」
・講義「歯科診療の現場からのインフォームド・コンセントの重要性」
・グループディスカッション・発表
・各班で4日目ロールプレイ準備・打ち合わせ
-3日目- 百年講堂
・講義「患者の立場からのインフォームド・コンセントの重要性(質疑含)」
講師 Wolfgang Michel先生(元九州大学副学長,言語文化研究院院長)
・講義「看護の現場からのインフォームド・コンセントの重要性」
・事例DVD『患者への告知をめぐって-IC場面 医師との連携-』DVD紹介
・グループディスカッション・発表
-4日目- 百年講堂
・講義「COVID-19とコミュニケーション」
講師 金澤剛志先生 九州大学大学院医学系学府医学教育学講座 博士課程
・グループディスカッション・発表
・各班でロールプレイ準備打ち合わせ
・各インフォームド・コンセント 学生同士ロールプレイ
-5日目- 百年講堂
・講義「司法の立場からのインフォームド・コンセントの重要性」
講師 小林洋二先生(九州合同法律事務所 弁護士)
・グループディスカッション・発表
・まとめ

講義風景①

講義風景②