令和2年度 医療系統合教育科目「インフォームド・コンセント」を実施しました

 6月16、23、30日、7月7、14日、臨床大講堂にて医療系統合教育科目「インフォームド・コンセント」を実施しました。
 今年度はZoomを使用した、オンライン講義となりました。
 インフォームド・コンセントをめぐる、患者側、医療者側の視点や法的側面に関する講義、学部学科の枠を超えたグループによる討論やロールプレイが行われました。
 また、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大のなかでのインフォームド・コンセントについての講義も行われました。

<担当教員>
菊川 誠(代表・医学研究院・講師)
築山 能大(歯学研究院・教授)
寳田 貫(歯学研究院・講師)
島添 隆雄(薬学研究院・准教授)
丸山 マサ美(医学研究院保健学部門ー看護・講師)
井手口 忠光(医学研究院保健学部門ー医用放射線科学領域・准教授)

<履修学生>
医学部医学科 44名
医学部保健学科看護学専攻 9名
医学部保健学科放射線技術科学専攻 44名
歯学部歯学科 44名
薬学部臨床薬学科 30名
薬学府博士(後期)課程 2名
(合計 173名)

<講義内容>

-1日目- 臨床大講堂
・何故インフォームド・コンセントか?
・デモンストレーションムービー視聴「胃がん告知」
・各班でグループディスカッション・発表

-2日目- 臨床大講堂
・講義「司法の立場からのインフォームド・コンセントの重要性」
 講師 桑原義浩先生(弁護士法人しらぬひ柳川事務所 弁護士)
・各班でグループディスカッション
・歯科診療の現場からのインフォームド・コンセントの重要性
・各班で4日目ロールプレイ準備・打ち合わせ

-3日目- 臨床大講堂
・講義「患者の立場からのインフォームド・コンセントの重要性(質疑含)」
 講師 Wolfgang Michel先生(元九州大学副学長,言語文化研究院院長)
・看護の現場からのインフォームド・コンセントの重要性
・各班でグループディスカッション・発表

-4日目- 臨床大講堂
・薬剤師の立場からのインフォームド・コンセントの重要性
・診療放射線技師の立場からのインフォームド・コンセントの重要性
・各班でロールプレイ・発表

-5日目- 臨床大講堂
・講義「新型コロナウイルス感染拡大でのインフォームド・コンセント」
 講師 金澤剛志先生 九州大学大学院医学系学府医学教育学講座 博士課程
・各班でグループディスカッション・発表
・まとめ

ご参加頂いた先生方

Zoom講義風景

Zoom共有画面例